師走に置いてかれる

小説だったり映画だったり主に作品の感想が多めだと思います

にげるについて【雑記】

 逃げても良いことないというのが世間では通説で、私自身も基本的にはそうであると思う。

 おそらく私が一番逃げるという選択をしているゲームでの逃げも、しないほうが良いことが多い。攻略サイトでレベリング法を調べるなら別だが。幼稚園の頃から別に体調は悪くないのに欠席も多かった。良いことなどほとんどないのだ。一時的には逃げたほうがやはり楽なのだが、問題というか面倒事を先伸ばしにしているようなものであり、良い結果を生むはずがない。先にも書いたが、それは基本的に間違いないこととして差し支えないだろう。

 基本的にはそうというだけで、逃げが有効な場面もなくはない。最もそれの見極めが難しいため、だからこそ基本的には逃げないほうが良いわけだが。例えばテレビなどのエンタメ番組で心霊特集なるものをやっていて、それをそのまま見ることから逃げたとしても、怖いものが嫌いな人からすればそれは最善策と言える。

 これだけでも良いが、最近良く思うことと言うのがあって、それは可能性の話なのだが。先の話で心霊特集から逃げる話を書いたが、これから逃げることは可能性を捨てることではないかとも思うわけだ。その心霊特集が渾身の出来である可能性もあるし、これは私がわりと望むことだが、心霊特集やホラー映画などで耐性をつければ怖いものはなくなるのではという可能性だ。

 僕はまだ若いので、このような可能性を潰してしまうことは、それなりに勿体ないことではないかと思う。成長や幸運や契機を、逃してしまう、そうなことを思うと、逃げるのはやはり得策だと思えないのだ。